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「O2地雷を使うんですかああぁっ?!」
何だ、と窓から顔を出そうとするIKARIの顔をサトミが押さえた。
「ふぇえ!伏せてくださぁああいっ!」
「SANSOッ!!!!!」
その刹那、使徒を爆炎が包む。その凄まじいエネルギーは一瞬にして周囲の障害物を一掃した。
そして、2秒ほどだろうか。爆発と共に発生した突風は、時間差でサトミの車のもとへ突っ込み、車を軽々と横転させ、ガレキの隙間に突き立てた。
「OHHHHHッ!」
「きゃあああああああっ!」
これほどの威力だ。さすがに使徒もひとたまりもないだろう。IKARIが横転した車の隙間から使徒の様子を見る。
その姿に、さすがのIKARIも絶句した。
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