プロローグ

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昔、小学校に入ったばっかの頃だった とある日曜日の昼間、俺はたった一人で冒険へと出掛けた 時には犬と戦い、虫と戦い、猫と戦い とりあえず、ちょっと頭が悪い子供だった ちなみに、全部負けた 敗北を噛み染めながら、喉が渇いたのか 近くの公園へと歩いて、温い水道水をがぶ飲みしていた そんな時、たった一人で遊んでいる女の子が発見した 「なんで一人で遊んでいるんだろう……」 俺はそう呟き まったく人の事を言えない俺は女の子に話し掛けた 「ねぇ?僕と一緒に冒険しに行こう」
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