3人が本棚に入れています
本棚に追加
「あ~………今日は何?何か面白くない授業ばかりだな………何で現社が二時間もあんねん!!別にその分楽にはなるけどよ!!」
「本当だよ!!全く!!」
HRも終わり、俺たちは一時限目の準備をしながら今日の時間割にボロクソ悪口を言っていた。
「そんな事言ったって仕方ないじゃない!!学校何だから!!」
そんな俺たちにツッコミを入れる霊子。
あぁ………その怒った顔もキュートだよ………/////
つか俺さっきから霊子のやる事全てに可愛い付けてるよな。
何か自分で言うのもなんだが、かなり痛いwww
「ほら霊!準備はしたの!?」
「終わってる。」
「あらそう。」
霊子はそれだけ言うと自分の席に戻った。
「霊、今日学校終わったら何する?」
と、先ほどまで俺と時間割に対して色々言っていた妖がニコニコしながら言ってきた。
「ちょっと待て!!まだ学校一時限目もやっていないのにもう放課後の話ですか!?」
「うん!!だって何か今日はつまらなそうだからさ、やっぱそう言う時は黙って楽しい事を考えるのが普通でしょ!?」
おいおい!!!
いくらイケメンでモテるからって笑顔で言う言葉じゃないでしょ!!!
まぁでも外れてないし、寧ろそちらの方が良い。
「そうだな!!じゃあーーー………」
そして俺たちは話しながら一時限目の授業を受けた。
授業中放課後の話になって先公にしょっぴかれてしまったり、その後霊子からお叱りのお言葉をマシンガンの様に喰らったのは言うまでもない…………。
最初のコメントを投稿しよう!