竹内高貴現れる

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「勝負内容は出玉収支。お互い2万円ずつ持ち、金が多い方が勝ち。時間は開店から閉店まで。負けた方は今日の勝ち分を相手に渡す…どうだ?」 「…あぁ、後で後悔すんなよ」 「どっちが…」 と、男は離れて行った。 「そうそう。俺の名前は竹内高貴。じゃあ明日…逃げるなよ」 と、後ろを向きバイバイと手を振って帰って行った。 「テメェこそ逃げんなよ!」 俊樹はキレた。 そうしている間に俊樹のグループの2人が帰ってきた。 「どうしたんすか?俊樹さん」 「お前ら…明日もやるぞ」 「えっ…そのつもりじゃあ…」 「うるさい!早く行くぞ!」 俊樹はキレていたが、ある意味楽しみだった。
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