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その日も、いつも通り朝起きて学校に向かっていた。
「お~い義行!!ちょっと待てよ」
後ろから走ってくる男。原田哲也だ。
哲也とは中学からの友達で高校でも同じクラスになった。
「待てって言ったら普通止まるだろ!!」
息をきらして怒る哲也。声は聞こえたが待つのが面倒だったため、聞こえない振りをする義行
「悪い悪い・・・聞こえなかったよ!!」
息を整えている哲也を置いて再び歩き出した義行
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