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灼熱の太陽の中、大型工作機が山を切り崩す。 工事現場の立札には、ミッション系『私立光爛学院(こうらんがくいん)サッカーグラウンド整備』と書かれていた。 やがて、一台のショベルカーが動きを止めた。 運転席から男性が飛び降り、今までショベルで掘っていた場所を手で掘り始めた。徐々に作業員達が集まり始め。 「おい、これは何だ?」 男が掘り出した物。 それは、泥にまみれた一振りの『剣』だった。
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