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君を思う。
夜道を歩く
てくてく、てくてく
イヤホンから流れる音楽を聞き流しながら、思う
明日もバイトだ、4日後宴会だ、そのあと買い物して、泊まる約束もしてたんだ。
ああ、あとで電話して計画たてなきゃいけない。
メールも送らなきゃ。
やることをたくさん思い出しても貴方が頭から離れない
空を見上げ星をみようとしてもぼやけてよくみえない。
年が明けて2時間。
待受だった貴方はもういない。
電話をしてコールの後の留守番電話。
「あけましておめでとー
去年はお世話になりましたー
今年もよろしくお願いしまーす」
間延びしたバカみたいな普通な挨拶。
君に電話するのがこれで最後
年明けとともにふっきれた恋心
君を想い泣く日はまだあるかもしれない、でも もう振り向かせる努力はしないから。
ただ、フッたことを後悔するような魅力的な女になるから。
ばいばい、頑張ってた私。
はろー、頑張る私。
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