神崎隼人。

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車はどんどん走っていき、あれ以来会話をせずたまり場とやらに着いた。 「みっちゃん。降りてやぁ~」 「ぁ、はいっ。」 降りた瞬間、目の前には百台以上あるバイクに特攻服をきた人たち。 「――っ!!」 父と似た世界に生きている人たちは、こういう人なんだと思い知らせてくれた。 「悪いな…。さっき蜜と会ったとき、ちょうど抗争があったもんでかなりの人数がいるんだ。………怖いか?」 「……ううん。平気。」
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