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「適当に座ってて、ほいタオル」
「ありがと、ねぇ私何もあなたのこと知らないのにどうしてこんなにしてくれるの?」
「何でだろうな?俺にもわかんない」
少年は曖昧に答え、テレビをつけ、温かいミルクを机においた。
「色々ありがと、えーと……何て呼べばいい?」
「俺は叶 優夢。優夢って呼んで。ちなみに高3だから」
「優夢かぁ…珍しい名前なんだね」
「よく言われる。はい次あんたの番だよ」
「ちょっと待って、この人の歌だけ聞かせて」
さっきまで少年を見ていた瞳は、テレビに映る人をその瞳に映し出していた。
次は最近デビューしたばかりの奏愛に歌って頂きましょう。奏愛で真実です。どうぞ………
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