第1章 出会い

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「うぁっ!」 その声に驚いて女もびくっとなった。 「と、ところであんた誰?」 女は正座しながら答えた。 「一般的に口裂け女と呼ばれています。まあ、要するにお化けですね☆」 (あの口を見たら確かに前にいるのは口裂け女だけど…お化けってこんなに触れれたっけ?) 目をつぶりながら考えていたら 「あの泊めて貰えませんかね?」 「あ、ああ。まあいいよ。部屋は空いてるし」 今日だけだと思いつい軽く答えてしまった。 この時断っておけば良かったと思う。
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