夜中のインターホン第⑧話

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孝の家の近くまで行くと 孝はマンションの下で待っててくれた。 孝も俺と同じく1人暮らし人だった 孝「訳は中で聞くから、とりあえず入れよ」 健「おぉ わりぃな」 と孝んちに入った。 順をおって話をしたあの女の事 隣人の事 その隣の部屋の住人の奇妙な行動… 一度あの女に会った孝なら分かってくれると 孝はすぐ理解してくれた。 その日から孝の部屋での生活が始まった ……………… ……それから1週間がたった。 その間には何も起きなかった 孝も「そろそろあの女も諦めたんじゃねぇか、もしまだ気になるなら俺が様子見に行ってやるよ!」と言ってくれた。 健は「わりぃな、孝」とお願いする事にした。 孝は夜7時頃にマンションを出て行った 今は11時だ。 2駅向こうの俺だと言っても余りにも時間が経ちすぎている たまらず孝の携帯に電話をする 「プルゥゥ、プルゥゥ…ガチャッ… フフフフ、あんた早く来ないと友達がどうなっても知らないわよ」 ガチャッ…ツゥツゥ…と電話は切れた。 「あり得ねぇ あの女」と急に怒りが込み上げて来た。 孝の家を出て急いで自分のマンションに向かった。
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