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目を醒ましたらそこは近所の大学病院だった。
ベットの横には
心配そうな顔をした真紀と孝がいた…
先は孝が口を開いた「目ぇ覚めたか健? あの時、お前んち行ったらあの女が部屋の前にいやがって 早くお前に知らせようとそっと階段降りようとしたら、女が俺に気付いて追いかけて来やがったんだなんとかまいてその後、お前に電話しようとしたら携帯落としちまってよ!公衆探してたら繋がらなくて、しゃあなしにお前んちもう一回行ったらお前が倒れてたんでびっくりしたよ」と説明してくれた。
健はとりあえず胸を撫で下ろした。
すると横から真紀が「何かしたの健、なんで私に話てくんないの」と不機嫌まじり…
今は答える元気がない健はズキズキと痛む包帯の傷を押さえ「また体調よくなったら、お前にも言うから」と言った。
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