夜中のインターホン第⑪話

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その夜も麻酔が切れて痛む頭に悩まされながらも、なんとか眠気が来た感じだった。 眠ってから1時間が経過した頃… 廊下を歩く 「ペタッペタッペタッペタッ」と言う音に起こされた。 「こんな時間なのに夜勤のナースかなっ?」と疑問に思いながらも目を瞑った。 「ペタペタペタ…ピタッ」と俺の部屋の前で止まった。 何故か体中寒気がした…俺の中の誰かがあの女が来たんじゃないかと言っている 「まさか…!?」 恐怖が体中を駆け巡った。 とっさにベッドの下に隠れて、布団に枕をくるめて膨らみを作って…
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