夜中のインターホン第②話

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翌朝、まだ眠い頭をなんとか起こし大学に向かう用意をした ドア開けると何やら隣は引っ越しのようだ。 隣はやはり男だった男に詰め寄った。 健「昨日の女、彼女ですか?夜中に迷惑ですよ!!いたなら出て下さいよ!俺までとばっちりくらいましたよ」とまで言ったが、男の様子を見ると…頬はコケ酷く顔色が悪くやつれていた。 隣人「出たのか君!あの女と口を聞いてしまったのか…」といった。 健は酷く気になり、その意味を問い詰めた。 隣人「あの女は本当は俺も何者か知らないんだ。俺の隣の住人の知り合いかもしれないが、俺も君のようにお隣のインターホンが鳴り止まないから女と口を聞いてしまったんだ。そしたら、毎晩俺のとこにインターホンを鳴らして訪ねてくるようになったんだ…だから次は君のとこに来るんじゃないかな、君も早く引っ越した方が良いよ」 思ってもいない方向に話が進んで来たので、健はビックリした。 健は引っ越して間もないので引っ越す費用はない…正直話も信じられなかった。 隣人は「君も気を付けた方が良いよ!」とだけ言い残し、引っ越して行った。
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