第一章~片思い~

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学校に着くともう日は暮れていて、辺りは暗くなっている 部員たちはバスから降りるとさっさと帰ってしまった だけど私はボールを倉庫に片付けなくちゃ 「大丈夫ですか?私も手伝いましょうか?」 有紗はそう言っていたけど、きっと拓真も残る事になるだろう 試合で疲れている拓真を残すことになるなんて出来ない 私は断った 3人で片付けをしたら、なんか…私邪魔者みたいになるだろう 2人に嫉妬してしまう それが嫌だった
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