😢天使がくれたもの♥+｡

物語を読む前に...✏

一度は気にして帰った｡･･････全て聞いていたのだ｡こんな事があってさらに奈美が荒れると父は母に暴力を振るうようになっていた｡奈美がこうなったのもお前のせいだと毎晩のように罵声が飛び交って兄も優子も精神的に参っていた｡父は愛人を作って家に帰らなくなり兄は大学の友達と飲みに行くようになった｡優子は自分の殻に閉じこもるようになって学校でも孤立してしまった｡家庭崩壊してしまったのだ‥
そんな事が続いたある日､優子が事故にあった！学校で孤立して辛かったのだろう｡はじめて学校をサボってフラフラ歩いていた｡その時だった！一時停止をせず猛スピードで曲がってきたバイクに跳ねられたのだ｡
即死だった｡
父と兄は呆然とし母は泣き崩れ気を失ってしまった｡麗も病院へ行き変わり果てた優子と対面した｡事故を起こした少年は無免許で最悪な事に麗がつるんでいたあの不良グループの一人だった｡
それから兄は大学で遊び呆けるようになりすっかり変わってしまった｡ある日家に帰ると兄が目も合わさずこう言った｡
｢お前よく帰って来れるな？優子はお前を恨んでるだろーよ｣
｢･･････｣
｢事故起こしたのお前の友達だろ！｣
｢‥何言いてーんだよ｣
喧嘩が始まりそうになった時！