浦×桃

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リュウ『亀ちゃん、とりっく おあ とりーと!』 『え、リュウタ?  どうしたのその恰好?』 リュウ『今日はね、ハロウィンだってナオミちゃんが言って着せてくれたのー♪』 そう言って僕の前でくるりと回るリュウタ あぁ、だから魔法使いの恰好してるんだ 納得、納得 リュウ『ねぇ亀ちゃん、とりっく おあ とりーと!』 『はいはい』 思考を止められ苦笑いしながらチョコレートを渡すとわーい、と喜ぶリュウタ 無邪気な笑顔を眺めていると食堂の方から叫び声が聞こえてきた 不思議に思ってリュウタと食堂まで行くとそこには…ランタンを被ったキンちゃんと、狼男の恰好をしたモモがいた …耳と尻尾が凄く似合っている// ぼー、とモモを見ているとナオミちゃんが僕に気がついた ナオミ『ウラタロちゃん、遅いですよ!   はい、ウラタロちゃんの衣装』 『あ、ありがとう…』 ナオミ『ほら早く気がえて下さい!』 『解ったから押さないで』 小さくため息をつくと僕は自室に戻り早速着替えた
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