浦×龍

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『リュウタなんて嫌い』 そう言うと目の前に居る僕の恋人は涙を溜め今にも泣きだしそうな顔をした 笑った顔もいいけどやっぱりこの顔が1番だな、なんて思ってたら走って行っちゃった ごめんねリュウタ でも今日は何となく嘘を言いたい気分だったんだ 僕は泣いて走り去った相手を追いかけず珈琲を飲むことにした 毎日遊んであげてるから一人で過ごすことが凄く久しぶりに感じる たまにはいいかも知れない そう思っているとあっという間に夕食の時間がきて一日が過ぎたことを知る 『『『いただきます』』』 そう言うと皆でご飯を食べ始める …何か違和感がする 何だろう… ご飯の味つけは…何時もと同じだし、ドレッシングとかが変わった訳でもない 一体なんだろう… そう思いながらご飯を口にしていると先輩が思い出したように呟いた
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