激ファイト!レンvsダイキ

4/12
前へ
/177ページ
次へ
レストランにて…… 「こちら、お下げしますね」 「はい。あ、あとチョコレートパフェ追加で」 「かしこまりました」 ウェイトレスは、注文のメモをとり、皿を持って厨房に入って行った 「ていうか、レンはホントにコーヒーだけでいいの?」 「……あぁ」 「なんか食べないの?」 「……あぁ」 元気の無いレンの様子に、サヤは首を傾げる 「元気ないね……体調でも悪いの?」 (誰のせいだよ……) しばらくはレンの様子を心配していたサヤだが、チョコレートパフェがきた途端、そんな心配など吹き飛び、ペロリと平らげてしまった 「お腹いっぱい~……」 「よく食うな……」 ボソッとレンが呟き、席を立つ 「もお行くの?ゆっくりしてこうよぉ~」 「これ以上注文されたら俺の財布が空になる……早く行くぞ」 「は~い」 サヤはめんどくさそうに立ち上がると、レンが会計を済ませた。計6530円なり 「そろそろポケモンの体力も回復している頃だろ」 レンがそう言い、二人はポケモンセンターに戻ってきた 「はい、ポケモンはみんな元気になりましたよ」 「ありがとうございます!」 サヤはモンスターボールを受け取り、鞄にしまう 「さて、セントラルシティには広大な広場があるらしい。行ってみるか?」 「うん。行こ!」 「うわぁ……人がいっぱい」 セントラルシティのオフィス街にある広場には、ポケモンを連れたたくさんの人がいた 「ここではポケモンバトルを行うことができる。せっかくだから同じレベルのトレーナーを見つけて挑戦してみるといい」 「よ~し!じゃあ……」 サヤは辺りを見渡し、自分より年下っぽい少年を見つけた 「うん、あの子にしよ!」 サヤはその少年にポケモンバトルを挑みに行った
/177ページ

最初のコメントを投稿しよう!

310人が本棚に入れています
本棚に追加