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レストランにて……
「こちら、お下げしますね」
「はい。あ、あとチョコレートパフェ追加で」
「かしこまりました」
ウェイトレスは、注文のメモをとり、皿を持って厨房に入って行った
「ていうか、レンはホントにコーヒーだけでいいの?」
「……あぁ」
「なんか食べないの?」
「……あぁ」
元気の無いレンの様子に、サヤは首を傾げる
「元気ないね……体調でも悪いの?」
(誰のせいだよ……)
しばらくはレンの様子を心配していたサヤだが、チョコレートパフェがきた途端、そんな心配など吹き飛び、ペロリと平らげてしまった
「お腹いっぱい~……」
「よく食うな……」
ボソッとレンが呟き、席を立つ
「もお行くの?ゆっくりしてこうよぉ~」
「これ以上注文されたら俺の財布が空になる……早く行くぞ」
「は~い」
サヤはめんどくさそうに立ち上がると、レンが会計を済ませた。計6530円なり
「そろそろポケモンの体力も回復している頃だろ」
レンがそう言い、二人はポケモンセンターに戻ってきた
「はい、ポケモンはみんな元気になりましたよ」
「ありがとうございます!」
サヤはモンスターボールを受け取り、鞄にしまう
「さて、セントラルシティには広大な広場があるらしい。行ってみるか?」
「うん。行こ!」
「うわぁ……人がいっぱい」
セントラルシティのオフィス街にある広場には、ポケモンを連れたたくさんの人がいた
「ここではポケモンバトルを行うことができる。せっかくだから同じレベルのトレーナーを見つけて挑戦してみるといい」
「よ~し!じゃあ……」
サヤは辺りを見渡し、自分より年下っぽい少年を見つけた
「うん、あの子にしよ!」
サヤはその少年にポケモンバトルを挑みに行った
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