街道にて、少女駆ける

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「良いだろう」 と、一番後ろに控えていた男が前に出た。 三人の中では一番腕が立ちそうで、さしずめ彼らのリーダー格といったところか。 「ウホッ、いい男」 リーダー格の男が無言で俺達から少し距離をとった。 「雷火…」 エデンの背中から物凄い殺気が伝わってきた。 「もちろん、俺は二次元の少女にしか興味無…… [グサッ] 俺の少し横の地面に氷の矢が深々と刺さっていた。 「フザケルナ」 「イエッサー」 気を取り直してTAKE2 「……えー、あんた本当にその娘のお仲間なのか? っていうか、ソイツは盗人だぞ。 そして、俺達は被害者だ」 (ん?そうなのか)
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