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アズサはその後、神父と別れ教会を後にした。
町の位置を聞いたため、その道についていた。
道といっても、整備はされておらず、辺りは森と言うべき状態に化している。
「魔物っぽいネズミ発見!」
取り合えず、雷を落としてみる。
「くきゅ~…」
ネズミ静止
「うはっwwww一ww撃ww必ww殺ww」
道中、襲いかかってくるカラスやネズミ、ウサギを雷やら火やら冷凍やら斬撃で撃退していった。
そして、周りの木が急に途絶え視界が開けて、一つの大きな町に足を踏み入れた。
「………フツーすぎない?」
そこは、アズサのいた世界と変わらない町並みで、平和そのものである。
「救わなければならない要素はいずこに?知ってる奴がいたらここに来い、そして俺に説明しろ!」
無論、誰も来るはずがない。決して、「WAWAWA忘れ物~」と言いながら奴が来ることはないのだ。
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