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(ところで、わたくしの意識に何の御用ですか?)
少女は、一拍置いて
「お前に助けて欲しい。」
とだけ言った。
俺が助ける?Why?何で俺?俺以外の奴でも良いじゃん?
(な、何で俺?)
「お前は適任だから。」
やめれ
(理由を聞きたい)
「お前は、常人に比べて遥かに強く、私たちや、他の異世界に行きたいと願っていて、戦闘心もそこそこある。そして...」
………
彼女いわく、俺は二次元の世界での戦闘をしたくて、俺のいるリアルの世界の人間は二次元では何倍もの力を得るらしい。
で、助けて欲しい理由は、彼女の世界や、他の世界がごっちゃ混ぜになって、新しい闇の世界ができてしまったからそれを救って欲しい。その為には力がいて、力を持つものが俺………
軽く電撃学園混じりかけてないか?
(話は理解したし、良いけど)
「不満があるのか?」
(行ってる間、リアルの俺はどうなるんだ?)
「そっちの世界からお前がいなくなる。」
―――っ
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