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「なんでィ奈々伽、あのチャイナと会う約束でもしたのか?」
「うん、そだよ。神楽ちゃんってスゴイよ。まだ小さいのに、万事屋っていう店の社長さんだって!」
「万事屋は旦那じゃ……。」
「? 誰のこと?」
「……いや、何でもねェ…。」
「それにしても良かったねー、新しい友達が増えて♪ ねー、トト。」
トトは返事をするように、耳をピクッと動かした。
「アイツだけは止めておいた方がいいですぜ。ムカつくし、何より酢昆布臭ェし。」
「総悟、神楽ちゃんと知り合いなの?」
「知り合いなんかじゃねェ、あのチャイナ娘なんか。」
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