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「手に負えないのは貴様の方だ。パフェだの苺牛乳だの、そんな甘ったるい物ばかり食しているから、糖尿病等と言う軟弱な病気にかかるんだ。侍は質素な物だけを食しておればよい。」
「ああ俺、まがいモンなんで。サムラーイなんで。」
「読み方が同じなら、同じだ。侍もサムラーイも変わりない。」
「いや、違ーよ。イントネーションが違ーんだよ。」
「や、やめて下さい!」
突然、近くで女性の声が聞こえた。辺りを見渡すと、路地の方で買い物袋をさげた女性が男数人に絡まれている。
「ここであの女子を見捨てれば、侍の前に男が廃るとは思わんか? なァ、銀時。」
「ったく、しゃーねーなァ…たまにはボランティアもやってやっか。」
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