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「あっ、それは…その…兄がマヨネーズ大好きなもので…。」
「へ、ヘェ~。兄貴、マヨネーズ大好きなんだ~(あ、あれェェェェ!? なんか、嫌な予感しかしてこねェぞ?)」
「あの…御礼の件なんですが、明日でもよろしいでしょうか。今日はちょっと立て込んでて…。」
「別に構わねェよ。じゃあ、明日の2時に奈々伽ん家に向かえにいくからな。その時間は空けておいてくるよ。」
「あ、はい。それと…出来れば、長髪の男性の方も呼んでくれませんか? その方にも御礼、したいので…。」
「ヅラのことかァ? 奈々伽が御礼したいっつーなら連れてきてもいいけどな。」
「本当ですか!? ありがとうございます! あ、私の家、ここです。」
奈々伽が立ち止まった場所は、真選組屯所だった。
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