その男の名は…

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キーンコーンカーンコーン 小湊「ふー、やっと終わった。入部届け~♪」 ドンっ ドサッ 小湊「いたた…、あっ、ごめんなさい。」 ?「大丈夫だよ。君の方こそ大丈夫?」 小湊「大丈夫です。(うわっ、高っ!!)」 川島「君一年だよね?僕も一年の川島だよ。よろしく。」 小湊「なんで一年って…身長で判断したろ!!俺は一年五組小湊 大河だ!!よろしく。」 川島「ごめんごめん。小湊君は何部希望なの?」 小湊「バスケ部だよ。」 川島「えっ、バスケ部!?へぇ、奇遇だな。僕もだよ。」 小湊「そう。じゃあ早く行こうよ(今絶対バカにしたよな?)」 川島「そうだね。」 更衣室 川島「小湊君って何センチ?」 小湊「155だよ。中学入学してからほとんど伸びてないんだ。」 川島「それは大変だね。僕は198もあるからさ、大人と間違えられて大変だったよ。でも、バスケやってるから背が高いと有利だけどね。」 ムカッ 小湊「そう。じゃあさ、今体育館に先輩いなかったしさ、勝負しようよ。」 川島「君と?まぁいいよ。」 小湊「決まりだな。じゃあ早くいこうよ。スポーツに身長は関係ないことを教えてあげるよ。」 川島「そうかい?じゃあ教えてくれよ、1on1で(1on1で負けるわけないだろ。バカかこいつ?)」
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