266人が本棚に入れています
本棚に追加
小湊「よっ。」
ヒュッ、
ヒュー～
スカッ
小湊「なるほどな。」
川島「(またエアー…でもまた感じたあの感じ…何なんだ!?)」
ダムッダムッ!!
ヒュッ
ガインッ!!
川島「(また!!)」
小湊「よっ、」
川島「(また間に合わない。)」
ヒュッ、
ヒュー、ガンッ!!
小湊「惜しいな。」
川島「うらぁ!!」
ヒュッ
バンッ!!
川島「(リングにすら当たらない!?)」
小湊「今度こそ。」
ヒュッ
ヒュー
ガンッ!!
小湊「あ～、あとちょっとだな。」
川島「(くそっ、何で外れるんだ？これを決めたら勝ちだ。こんなチビに負ける訳が…)」
ヒュッ、
川島「(しまった!!)」
ガンッ!!
小湊「よぉし、外したな。これで俺が決めたら延長戦だな。」
川島「ちっ。ほらよ。」
パシッ
フワッ
川島「(いきなりとんだ!?)」
ヒュッ、
ヒュー
小湊「マーク甘いぜ!!」
バシュッ!!
川島「(きまっ…た…この場面で確率の低い３Ｐシュートだと？)」
小湊「さぁ、延長戦だ。」
川島「(くそっ、こんなチビに負けてたまるか!!こんな、こんなチビにぃ～)」
ヒュッ、
小湊「(ロングショット!?)」
川島「入れ～!!」
ガンッ!!
川島「なっ…」
小湊「焦ったな。」
川島「くそっ、」
パシッ
川島「!!(スリーのチェック!!)」
小湊「わざわざ、ゴール前広くしてくれたの？」
川島「(えっ？)」
ヒュン
ダンッ!!
川島「(速い!!けど)させるか～!!」
キュッ
フワッ
小湊「すごいな。今のに追いつけるなんて。手も長いのかい？けど、」
川島「(フェイダーウェイジャンプシュート…)」
小湊「これには届かないだろ？」
ヒュッ、
ヒュー
バシュッ!!
川島「そん…な…バ…カな…。」
小湊「俺の勝ちだな。」
川島「ちくしょう…。」
最初のコメントを投稿しよう！