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するとピンクのロングヘアーの女の子が近づいてきた。
「私は赤夜 萌香。萌香って呼んでね。俊作宜しくねっ♪」
「よ、宜しく萌香さん。」
俺は萌香さんがあまりにも可愛すぎて見惚れていた。
意識が戻ると、萌香さんの赤らんだ顔が近くにあった。
「ももも、萌香さん?どどど、どうしたんですか!?」
「俊作・・・人間の匂いがする・・・しかも、美味しそうな血の匂いもする~。」
「!?・・・っ!!」
俺は驚き、萌香さんを押しその場から走り去った。
「俊作?」
道も解らないのに走り去った俺は、当然迷った。
すると、後ろからさっき月音の近くに居た、水色のショートカットの女の子が、走ってこちらに向かってくる。
「俊作くん大丈夫?萌香ったらいきなりあんな事言い出して・・・」
「ビックリしたよ・・・いきなり、美味しそうな血の匂いがするだなんて。
そういえば君は?」
「私は黒乃胡夢。宜しくね。」
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