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ここは陽海学園。
俺が楽しい学園生活を送る場所だ。
~職員室~
「失礼します。」
「何の用です?」
「今日からお世話になります、柊俊作です。」
「あぁ~柊君ね、ちょっと待っててね。猫目先生~?」
すると奥からメガネをかけた女の先生が、走ってこちらに向かってくる。
「柊くん~こんにちは!私があなたの担任の猫目 静です。宜しくにゃ~」
・・・にゃ~!?
俺は考えた。果たして先生は和ませてくれているのか、おちょくっているのか。それとも───
いや、考えるのは止めよう。
「宜しくお願いします。」
「それじゃあ、教室へ行きましょう!」
そう言うと先生は嬉しそうに職員室を出ていった。
その後を追うかのように俺も出ていった。
もちろん───
「失礼しました。」
挨拶をして。
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