平和な朝

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玄Side 「むぅ、朝か………。」 障子の隙間から朝日が差し込み、俺の視覚を刺激した。 けれど、春の気持ち良さに甘えて布団に潜る。 ふと、隣にいるはずの藤姫がいないことに気がついた。 「藤ぃ~?どこいったん??」 部屋を探したがいない。 その時、 スーッと障子が開いた。 「藤姫??」 嬉しくなって 障子の方を振り返った。
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