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ご主人様…。
食事を止めて、ご主人様の方を見ると…
ご主人様の肩は微かに震えていた。
…月は、ご主人様にとって、哀しい思い出だったんだね。
だけど、嫌いではない。
嫌いにはなれない。
だって、月は…
月子さんとご主人様との大切な思い出だから…。
大丈夫。
きっと、大丈夫。
ご主人様は、今日一歩前に進んだから。
「…みゃあ。」
☆end☆
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