悪魔の女子高生

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武田達は必死にもがいた。 だが、どんなに暴れても、たくましい女子高生達は、ビクともしなかった。 サリナが武田の玉を握りしめたまま、顔を近づけ 「女子に玉を握られちゃった感想はどうょ?」 と微笑んだ。 武田が 「助けて!」 と哀願したが、ギャル達は爆笑しただけだった。 アユも二谷に 「腰引ぃてんなよ」 と囁きながら股間をグイと引き寄せた。 二谷は思わず 「あ」 と声を漏らしてから 「や、止めて」 と震えながら頼んだ。 リサが、や、止めて!と二谷の真似をしたので、ユキナが爆笑した。 クミは川田の顎を左手で掴んで引き寄せると 「ぉ前、女子にこんな事されて超惨めだな」 と笑った。 川田は恐怖で固まってしまった。 クミが少しだけ力を込めると 「ひっ」 と川田が呻いた。 ルナ達が爆笑し 「ぁは、女子に大事なトコ、握られて、ひぃっ!だって」 と馬鹿にした。 もはや男子の尊厳は完全に崩壊していた。 男女関係は逆転し、女子高生の天下だった。 ギャル達は渾身の力で無力で惨めな男子達の急所を絞り上げた。 三人は絶叫をあげ、泣いた。 女子高生の拷問に堪えられず、号泣した。 その情けない姿に女子高生達は大爆笑。 ミカは武田の耳元で 「ぉ前、女子のリンチで泣ぃてんのぉ?それでも男子?」 と呟き、アキナも 「男子、超弱ぇ。弱すぎぃ。マジぃ笑える」 と失笑。 川田を拷問中のルナとマユミは、かれの顔を抓りながら 「あれぇ?男のプライドはどこ行ったのぉ」 「強ぉぃ強ぃ、男子が、女子にイジメられて泣ぃてんのぉ?」 「しかたなぃよねぇ、ホントは女子の方が強ぃんだもんねぇ。知らなかったのぉ?じゃ、たっぷり教ぇてぁげるね」 などと囃したてる。 二谷を掴んでるユキナは「おぃ、ぉ前、少しは抵抗してみろよぉ、弱すぎてつまんなぃだろ?」 と言いながら彼の尻に膝蹴りを入れている。 リサは笑いながら 「ぃいのぉ?僕の大事なトコ、女子に潰されちゃうよぉ」 言った。 女子高生達はやりたい放題、言いたい放題。 男子達は何の抵抗もできず、泣きながら、ただ、されるがまま。
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