悪魔の女子高生

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まず、二谷が失神した。クミが往復ビンタを叩き込んで、いったんは起こしたが、数秒後には、また失神した。 「うぐぅ、うぐぅ」 と悶えながら失神していった。 川田も失神した。 相当苦しかったみたいで、ヨダレを流しながら気絶してしまった。 失神した後もしばらくは痙攣を続けていた。 サリナは武田が落ちそうになると、力を緩め、また、力を込めを繰り返した。 「はぐぅぅぅ!あばぁ?あばぁ?!」 武田は気絶することさえ許されず、地獄をさ迷った。 その様子に女子高生達は大爆笑だった。 「はぅぅ!お!おでがいぃ、ゆるじでぇ」 しか言わない武田にサリナは 「ぁあ?ぉ前、簡単には寝かせねぇぞ」 と凄んだ。 しかし、その武田にも限界がきて、泡を吹きながら失神してしまった。 ミカが失神して横たわっている武田に軽く蹴りを入れ 「つまんねぇの。もぅ、落ちてやんの」 と吐き捨てた。 二谷の顔を踏み付けながらリサが 「男ども弱すぎぃ。もっと悲鳴聞きたぃ」 と歎いた。 ユキナも川田の背中に腰掛けて 「最近の男は使ぇねぇ。軟弱すぎ」 と吐き捨てた。 エリナは最初に倒した真中達の所に歩いて行った。 三人は目覚めていた。 うずくまりながら手で股間を抑え呻いていた。 その三人を見下ろしながら 「おぃ、ぉ前ら、これで済んだと思うなよ。今からたっぶり拷問してやっから」 と冷酷に言った。三人は真っ青になった。 そして、股間を抑えたまま、土下座して叫んだ。 「許してください、二度と逆らいません!何でも言うことを聞きます」 ミカ達9人もやって来て、真中達を取り囲んみ、見下した。 10人の女子高生達は迫力があり、真中達は圧倒され、震え上がった。 エリナが 「ホント?何でも言うこと聞くの?」 と優しく聞いた。 井上が 「はい、言いなりになります」 と叫んだ。 女子高生達から歓声があがった。 男子の完全敗北宣言だった。 男子達は女子高生に屈服したのだった。 男子達は屈辱的だったが、しかたがない。 早く帰してもらいたかった。 しかし、エリナが 「何でも言う事、聞くんだな?言ぃなりになるんだな?」 と聞いた。 その声は凍りのようなだった。 真中は 「はい」 と答えた。 エリナが冷酷な笑みを浮かべた。
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