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A:いつからか世界に立っていた
いま僕の存在はちゃんと在るのか
ただ1つだけわかる
僕はここから始まった
目の前に突然広がった世界は
まるで僕を飲み込むように
目まぐるしい日々を繰り返しながら
狂おしい程に壊れて行く
B:闇で蠢く影は
死神のように
今も僕を締め付ける
怖くて堪らない それは
始まって 君が ゆっくり包み込んでいく
サ:街に流れ出した 優しい旋律は
僕の崩れそうな心を満たしてく
悲しみでいっぱいの気持ちを
君の唄が慰めてくれる
だからいま 始めよう 僕を
A:枯れそうなくらい
叫ぶ僕の声は 君に届いているのか
暗がりの部屋のドアには
『ようこそ』の札がかかっている
自分の心を武器にして
闇に突きつけて 僕は
音もたてずに駆けて行く
魂の波長 合わせて
踊り始める
B:君も覚えているだろうか
あの日僕らが選ばれたこと
あの日僕らが選んだことを
まだ見えているだろうか
また戻れるだろうか
あの日の僕らに
サ:何もかもが濁って
不透明になってしまうのなら
そこまで無理をしなくてもいい
もう終わりにしよう
おかえり 僕
始まりすらも分からなくなって
自分を忘れてしまったら
また1からやり直せばいい
だからもう終わりにしよう
おかえり 僕にとっての
ただ一人の君
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