mainz2

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ドクン ドクン ドクン… 学校に近付く度に心臓が高鳴る。 まさか氷帝にいるとは思わなかった。 『これから、会ってしまう時があるんじゃないか』 不安を抱え、教室に入った。 未だに、向日サンの机は残っている。 そして、席替えにも参加されているんだ。 机には、笑ってる向日サンがいて―… みんな、向日サンが死んでしまった事を 現実化していない。 でも、俺は余計苦しいだけ。 ―心が、苦しくなる… *
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