mainz1

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「あれっ??カーネーションいつのまに…」 …何だあれ?? 独り言のつもりか?? にしちゃデカイ声だな… ガタッ 日「っぁ………」 「?いらっしゃいませ―」 な…何やってんだ俺。 動揺してんじゃねぇよ!! 早く買って…家に帰ればもう終わりだ。 日「―向日サ…ち、あ…カーネーション…は」 俺、本当動揺しまくり。 「カーネーション??すいません今用意します!!」 ―『楓遥』(カエデヨウ) 遥ッていうんだ。変な名前… …って覚えてどうするんだよ。 覚えたって、もう会わないのに…ッ 遥「はいどうぞ!!えと1500円です」 日「……………」 チャリンッ 俺は無言で花を受け取り、 精算を済ますと 咄嗟に店を抜け出しダッシュした。 俺が走った後には、 散ったカーネーションの花びらが舞っていた。 *
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