君が…

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[いつまでも…]   君が笑っているなら 俺はこの気持ちを 封印しよう―… ある日の練習中一人 居なくなっているのに気が付く 「またジローの奴か」 ふぅッ。と溜め息を吐くと 青髪の眼鏡、忍足が近付いてきた 「け-ぃちゃんッ、そんなに眉間に 皺寄せたら折角の美人サンが 台無しやで?^^」 ニコニコと笑い掛ける奴に余計に ムッとする。 お前なんかに俺様の焦りが 分かるもんか…。 忍足を無視して俺はジローを 探すため近くに居た宍戸に 指示を出しそのままその場を 後にした -裏庭- 「ふぅ-…。ん-、良く寝た。 あれ-、部活始まってるC~… ………………ヤッバ;; 跡部に怒られちゃうッ!!;;」 ベンチから降りて 事の重大さを改めて思い知る いい加減跡部に殺されちゃうッ; 走り出そうとした時 体育倉庫から話し声が聞こえた 「ん-?何だろ-?」  
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