第4章~特訓~

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ここは森の中にある拓けた岩場。そこで少年と少女が魔法の特訓をしている サーシャ「そう、自分の中にある魔力を右手に集める感じで集中!!」 エイイチ「くっ・・・。む、難しいな・・・」 詠一はサーシャの指導の下、魔力をコントロールして右手に集中する練習を3日前からやっていた。魔法を発動させるには、このコントロールと集中が必須なのである サーシャ「はい!そこまで!!」 サーシャの許しが出たので詠一は練習を一時中断する エイイチ「はぁはぁ・・・。魔力のコントロールと集中がこんなに難しいなんて思わなかったよ・・・」 魔力のコントロールと集中のしすぎで詠一は、かなりの疲労感に襲われる サーシャ「お疲れさま。最初に比べると大分良くなってきたね」 エイイチ「まぁね。良くなってなきゃこっちも困るし」 3日も朝から晩まで同じことを繰り返しやっているので詠一としては多少はマシになっていないと困るのは当然のことだ
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