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「やっぱり頭がイカレて・・・・・・」
「あははははは!」
土方さんの言葉を遮って、総司さんがより一層爆笑し始めた。
な、何かおかしいこと言ったかな?
「おい総司・・・・・・」
これには土方さんもお手上げらしい。
華魅は華魅で唖然とするばかり。
「・・・・・・・・・・・・」
ちょっと思い付いて、右手で拳を作って自らを軽く殴ってみる。
「・・・・・・痛い」
もしかして、夢じゃない?
「てめぇがいると話が進まねぇ!」
「あははっ。だって、面白いものは面白いんですよ」
土方さんと総司さんは何か言い合ってる。
・・・・・・まさか、これ、現実?
だったら飛び降りた衝撃でタイムスリップって感じですか?
いやいやいや!どこの時をかける少女ですか!?
「・・・・・・ま、いっか」
華魅は諦めた。
「何もよくねぇよ!てめぇは一体何なんだ!!」
土方さんの怒鳴り声に、華魅は耳を塞いだ。
「だから橘華魅ですって」
「だから名前を聞いてるわけじゃねぇ!!」
土方さんのオーラに慣れてきた。
そんな時、総司さんが口を挟んだ。
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