二人の 過去

2/18
前へ
/450ページ
次へ
七瀬 結城、 14歳 春――……。 「こっちジロジロ見てんじゃねー…気色悪ィんだよ!」 俺は、こんなんだった。 小学の頃、 半端ないイジメを受けた 理由は、とても下らないこと。 イジメがいがあるから、らしい 何度も不登校を繰り返し、一人でずっと…抱えこんでいた 思いが 一気に加速、それが止まらずに暴走し―…… 「俺に立てついてんじゃねーよカスが…お前、殺すぞ」 立派な不良になった。 顔も元々、ヤンキー顔だったから 悪友に色々教わりながら 不良というものを始めた 髪を金髪に染めた、 学校は全部さぼり、 煙草だって…一時期吸っていた。 それでも、今まで溜めてきた思いは 止まらず 目が会った奴を 片っ端から殴った記憶もある .
/450ページ

最初のコメントを投稿しよう!

1066人が本棚に入れています
本棚に追加