二人の 過去

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不良なんか やめよう。 そう思っていても、やっぱり一人になるのが すごい怖くて 中2になってもやめることが出来ず、 俺は精神的にも追いやられていた 「……っは…ぅ゙…」 また、いつものように 喧嘩をして傷だらけになった俺 喧嘩をしている時だけが、今の俺を忘れさせてくれたから 「……っくそ…痛ェ…」 歩くのがやっとの状態の俺は、耐えられず ガクッと膝を折って倒れた ゴロッと河原に転がる すぐ横で、川の音が耳に入ってきて 俺はそっと、目を瞑った 「……っ!い……っ」 ズキッと激痛が走り、口から血を吐いた 骨までいったか… と眉を潜め、脇腹を押さえる 俺は…、 いつまで 強さを装っていればいいんだろう…… .
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