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もう、嫌だなあ……。
「っ、う……っく…」
夜の河原で、また一人
孤独に泣いた。
…と、思ったら
「大丈夫か…!?」
いきなり、バッと 誰かが覆い被さってきて
俺はびっくりして 顔を上げた
「おい、どうしたんだよ…何で泣いてんの!?」
そいつは、かなり焦っていて 声を上げて俺の心配をした
これが、高井先輩との出会い
「…うるさい……何でもいいだろ、どっか行けよ!!」
「行ける訳ねーだろ!!」
俺はギッ と相手を睨んだが、その相手が
俺より怖い血相で睨み返してきたので
俺は不覚にもびくっ と怯えてしまった
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