二人の 過去

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「………」 その言葉には、反論出来なかった 内心では、すごく驚いていたから …そのまま、ソイツの家まで連れて行かれて 親が何事かと聞いてくるのを、全部無視してて 部屋の中に無理やり 押し込まれて、手当てをされた。 「い゙っ…痛い痛い痛い!すごい染みてきた!!もうやめろ!!」 「はあ!?染みたぐらいできゃんきゃん吠えてんじゃねー、我慢しろ馬鹿犬!!💢」 必死に逃げようと後退るが、腕を掴まれて 上に乗られてまで 看病しようとする 相手に、何か…ジーンときた 「…………」 「…お?随分大人しくなったな、どうした」 俺を包帯でグルグル巻きにしている相手に、愛想無く 黙りをきめこむ 「…お前、名前は?俺は…高井 和彦。中3」 「……っえ!?俺より年上!?だ、だって身長…っ痛あ!!」 「テメェ…それ以上言ったら口引き千切るぞ……」 .
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