部長と副部長の関係。

11/25
前へ
/450ページ
次へ
「うわーうわー、金城先輩が本読んでるー」 「すげー似合わなすぎて吐き気がするぜ」 「金城先輩、俺が先に本読んでたんだから真似しないで下さい」 「てか、金城先輩 本読めるんスか!?」 「テメーら俺を何だと思ってんだ!!」 後輩達が口々に 金城に悪態をつく 金城は本を閉じると 複雑そうな顔で 後輩達を見た 「おい、金城!話してくれてもいいだろ、親父と何話したんだ…」 俺が金城に聞くと、 金城はやっとこちらを向いて 眉をひそめた そしてすぐに目を反らされる 「…じゃあ、ある言葉を言って 高井が怒らなかったら全部話してやんよ」 その声はとても冷たくて、 俺はゴクリと唾を呑んだ 「ああ、いいぜ。何の言葉だ?」 先にそんなことを言うなんて、馬鹿な奴め。 それで怒らなきゃいいんだろ、俺の勝ちは決まっ… 「チビ」 「ンだとこののっぽ野郎が!!!表出やがれぇぇぇえええ!!!!!💢💢」 .
/450ページ

最初のコメントを投稿しよう!

1066人が本棚に入れています
本棚に追加