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アスカ「弱いわねぇ…ま、最初はそんなものよ」
アスカはパソコンを眺めながら言った。
アスカ(んー。別におかしいとかズバ抜けて高い値の能力とかはないみたいね…アタシの勘違い?まぁ様子見ってことには変わらないわね)
アニスはかなり肩を落として落ち込んでいた。頭からはスコール並の雨が降っているようだった。
今にも口から魂が抜けてしまいそうな感じだ。
アニス「あーーー私って弱いんだ…かなり練習とかしたのに…」
こんなアニスに気付いたアスカは目を丸くして口を開けて見ていた。
そして、溜め息を軽く吐いて椅子をおりた。
アスカ「アニス、あなたは今日ギルドに入ったばかりなのよ?初めから強い人なんていないの。これから一緒に任務をしていくなかで誰にも負けないって思える強さを手に入れていけばいいの。大丈夫よ。ここのギルドはアニスを歓迎するわ!よろしくね」
アスカはアニスに手をさしのべた。
アニス「アスカさん…」
アニスにはアスカの背後からまぶしい後光がさしているように見えた。
アニス「よろしくお願いします!私、頑張ります!」
アニスはアスカの手を握り返した。
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