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二人はいろいろ話しをしながらお茶をしていた。
アスカがギルドを引き継ぎ今に至るまでの経緯やら凄腕先輩メンバーのことなど、アニスには突然の世界の変動が目まぐるしく頭に叩き込まれていった。
アスカはホワイトボードを使ったりしながらアニスにもわかるように坦々と説明した。
アスカ「あなたもマナ使いならこれくらいなら頭に入るでしょう?マナは魔法と同じで膨大な術式を覚えて頭で組み立てて発動するの、まぁこれくらいは常識の範囲内よね」
アニス「ほ、ほぇえぇぇ…」
アニスの目はぐるぐる回ってる。しかも、頭からはひよこやら星やらが渦巻いていた。
体が多少フラついていたし、手に持っていた砂糖とミルクたっぷりの紅茶も一緒にくるくると回っている。今にもこぼれてしまいそうである。
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