2人が本棚に入れています
本棚に追加
──ところ変わって、ここはギルド本部の扉の前だ。
一人の女の子が走っていた。髪は金髪より少し暗い感じの色で横で結んでいる。胸にはリボンを結びミニスカートを履いている。
手には月の形をした杖を握っている。
?「ハァ…ハァッ」
物凄い勢いで走ってきたのか膝に手をついてうなだれていた。
そう、彼女が主人公のアリシア・アニスである。
アニス「すみません!!誰かいませんかぁ!」
かなりの大声で叫んだ。
アニス「だるぇかぁぁぁあぁあぁ!!いませぇええぇんかぁあぁぁあぁ!!!」
少し巻き舌になった気がした。
?「ちょっと誰よー?アタシのギルドの前で叫んでるのは!営業妨害で訴えちゃうわよぉう?」
フェロモン全開のセクシーボイスで返事が返ってきた。
アニス「あっ!」
アニスが姿勢を正した。それと同時に大きな扉が開いた。
中から現れたのがグラマーなお姉さん。髪の色はうっすらと紫色で腰まである。へそ出しでミニスカだ。
彼女こそギルドオーナーのバオリス・アスカだ。
最初のコメントを投稿しよう!