戦闘力は皆無!?

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アスカ「あなたは?」 アニス「アリシア・アニスと申します。あの、わ、私をここのギルドに雇ってもらえませんか?」 アスカの視線が下から上を舐めるように動いた。 アニス(うわぁー、すごい綺麗な人!セクシーダイナマイトボインってやつですか!ウヘッ★) アスカ「…てる?…た!」 アニスがぼーっとしているうちにアスカのチェックが終わっていた。 しかし、アスカのボインと自分のを比べていた。 アニス「絶望的!」 つい口にだしてしまった。 アスカ「え?絶望的?なにが?胸?」 アニス「あッ!いえ、違います!すみません」 かなり焦った様子で首を横に振った。 アスカ「うん、まぁいいわ。あなたマナが使えるみたいね?かなり珍しいタイプの魔力を使うのね」 アニス「あ、でも私は…ギルドとか初めてで、戦闘とかはまだ…」 少し悲しいがっかりした表情でうつむいた。肩も少し落ちた。 それを見たアスカは、ふと考えた。 アスカ「うむ。能力は未知数ってわけね。マナ使いは貴重な職業だし、人数不足だし…いいわ。採用!」 アニスを指差して、採用と言った。 それを聞いたアニスは、杖を落として両手を空高く突き上げて喜んだ。
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