ある日の生徒会

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in生徒会室 レイ「会長、こちらの書類で最後になります」 イザーク「あぁ……これで試験前に片付けるべき書類は終わったな」 レイ「はい」 ディアッカ「しかし、思った以上に時間がかかったな。せっかく試験1ヶ月前から休みにしたっていうのに、もう半分も残ってないじゃないか」 イザーク「あぁ、今回は夏休み期間の各部の活動予定もあったからな」 レイ「はい。しかし会長、今後もこのような事が続くと、生徒会活動自体に支障をきたすとおもいますが…」 ディアッカ「そうだよな。イザーク、いい加減アスラン以外の奴らにも目を向けたらどうだ?」 イザーク「分かってはいるんだが………アイツが居ないと張り合いが無い!」 ディアッカ「同じメンバーで何を張り合うんだよ…」 イザーク「ゔっ……」 レイ「今度の試験結果を見た上で、何人か検討されてはいかがですか?」 イザーク「あぁ、そうだな」 ディアッカ「できれば女の子も入れてくれよ会長!男ばかりのムサイ会室にも飽きてきたぜ」 イザーク「ディアッカ!!キサマ~」 レイ「そういえば会長、夏期休暇中の生徒会の予定は決まりましたか?」 ディアッカ「そういえばまだ聞いてないな。で、どうすんの?」 イザーク「ふふふ……それは休みに入ってからのお楽しみだ」 ディアッカ「ハァ…また何考えてんのお前」 イザーク「うるさい!!とにかく全員出席してもらう!!いいな!!」 レイ「分かりました」 ディアッカ「お前、何でそんなに聞き分けいいんだ?たまには断ってもいいんだぞ?」 レイ「いえ、会長命令ですから」 イザーク「キサマもレイを見習え!」 ディアッカ「はいはい、分かりましたよ会長様」 イザーク「[ふふふ……みてろよ]」 こうして生徒会予定不明のまま、前期試験当日へと物語は進んでいくのであった。 next 試験当日
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