試験当日

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in 1-A ルナマリア「…死ぬ……|||」 シン「うわぁ!ルナどうしたの?」 レイ「朝から何をやってるんだ?」 ルナマリア「見て分からないの?最後の詰め込みよ」 シン「倫理学?」 ルナマリア「そう。あたし、こういう理屈っぽいもの苦手なのよ」 シン「あ、俺もそうかも。訳分からない思想とか文字とか出てきて…」 ルナマリア「でしょ!?だから山掛けよ」 シン「それってつまり…」 レイ「一部分しか覚えていないと言う事か?」 ルナマリア「そういう事」 シン「でも外れたらまずくない?」 ルナマリア「大丈夫!あたしの山掛け、結構当たるのよ?」 レイ「ルナマリア、山掛けではなく、日頃からしっかり学習していれば、お前ならもっと上へ行けると思うぞ?」 ルナマリア「だって面倒臭いんだもん!」 レイ「…………」 シン「ルナ、予想だとどこが出そう?」 ルナマリア「ん~こことここが怪しいかな?」 シン「え!?ここ1番苦手なとこじゃん!!」 レイ「……後5分」 「「へ?」」 レイ「次の試験が始まる」 シン「うわぁ、席に戻らなきゃ。じゃあなルナ、ありがとう」 ルナマリア「いいえ、シンには負けないからね」 シン「望むところだ!!」 .
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